満身創痍も2得点のアーセナルFWにベンゲル脱帽 「ピッチに立てば悪魔になる」

サンチェス2発でサンダーランドを撃破し4連勝 最終節での“トップ4入り”に望み

 アーセナルのチリ代表FWアレクシス・サンチェスは、現地時間16日の本拠地サンダーランド戦で2得点を決めて、2-0の勝利に大きく貢献した。アーセン・ベンゲル監督は今季23得点と攻撃陣をリードするストライカーについて、「ピッチに立てば悪魔になる」と称している。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。

 サンチェスは前節ストーク戦後に足を打撲しており、今節出場できるか不透明な状況だった。ベンゲル監督によれば試合直前になってようやくフィットネステストをパスして、ぎりぎりサンダーランド戦に出場が可能となった。

 チリ代表FWは積極的にゴールを狙い、前半には強烈なミドルシュートでネットを揺らしたが、FWオリビエ・ジルーの手に当たってコースが変わっていたためハンドの判定で無効となった。

 それでも0-0で迎えた後半27分、DFラインの背後に抜け出したMFメスト・エジルの折り返しをゴール正面で押し込み先制。さらに同36分にはジルーのアクロバティックなシュートがGKに弾かれたところに詰めて追加点もゲット。チームを2-0の勝利に導いた。

 満身創痍のなかでも結果を残したエースを、ベンゲル監督も絶賛。「ひとたびピッチに立ってボールを持てば、彼は悪魔になり、痛みは忘れてしまう」と、独特の表現でサンチェスのタフさを表現した。

 

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