インテル長友の去就は「新監督の判断次第」 契約2年残すも今夏がキャリアの分岐点に

伊メディア報じる 5戦連続先発も8戦未勝利のチームのなかで低評価

 インテルの日本代表DF長友佑都は、来季に向けてチーム残留が不透明であると現地メディアで報じられているが、新監督の判断次第だと分析されている。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じた。

 長友は今季前半戦からベンチ暮らしが続いていたが、終盤戦に差しかかってから5試合連続スタメンを勝ち取っている。しかし、チームは8戦未勝利と泥沼にハマり、長友自身も4月30日に行われた第34節の本拠地ナポリ戦で相手の決勝ゴールを衝撃的なクリアミスでアシストするなど、パフォーマンスは上がっていない。特に攻撃面でのクオリティーは、試合後の現地メディア採点でも酷評され続けている。

 昨季終了間際に3年間の契約延長を勝ち取った長友は、今季終了時点で残り2年間の契約となる。しかし、チーム刷新を目論む首脳陣からは、放出候補の一角にされていると報じられてきた。

 だが、チームはステファノ・ピオリ監督を解任し、今季の残り試合をプリマヴェーラ(U-21)のステファノ・ヴェッキ監督の昇格で乗り切ることを決めたため、長友の去就問題の決着も先送りになったという。

 

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