インテルDF長友佑都らの専属トレーナー、木場克己氏が語る幼少期のトレーニングの重要性

子どもたちの運動能力向上にも力を入れ、「第2の長友」を育成へ

「小さな子供は、音楽に合わせて体を動かすことも大事です。ダンスを通じて、リズム感覚をつける。サッカーなら一般的なのはリフティングですね」

 こう説明する木場氏は東京都の中体連の指導など関東圏で活動する以外にも、九州や四国など日本全国で子供向けの体幹トレーニングを実施することが増えている。

 今後は2020年開催の東京オリンピックに向けて、日本の子供の運動能力低下という問題にも取り組むつもりだ。その一環として、6月21日と22日の2日間、東京都目黒区や横浜市で「スーパーアスリート塾」という子供向けのトレーニングスクールを開催することも決まっている。

「ケガのない元気な身体作りが最初のベースです。そして、サッカー、野球、バスケットボール、柔道、ダンス、バレエなど様々な種目でのパフォーマンスアップにつなげたい。最終的には世界を目指すようなアスリートを育てていければと思います」

 世界に通じる独自メソッドを持つプロトレーナーが、次世代の長友や大儀見を育成できるか、期待したい。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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