中盤のコンダクターとして不動の存在に

　また寸評とともに採点を載せる「エルドルサル」紙では、柴崎はこの日2得点のロサーノの「9点」に次ぐ「8点」が与えられている。

「日本人選手は次元の違うフットボーラーで、今日もそれを見せつけた。彼が持つ試合に対する素晴らしい視野、そして鋭い縦パスはチームが良い時間帯を過ごしたキーポイントとなった」

　両紙ともゲームメーク力を発揮したと称賛した。中盤のコンダクターとして不動の存在になりつつある柴崎は、昇格プレーオフに向けて欠かせぬ存在となっている模様だ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images