来季ドルトムントを率いる新指揮官は? 「トゥヘル後任候補9人」を独メディアが特集

アンチェロッティ監督の後任候補にも挙がる27歳監督も「就任の可能性あり」

 日本代表MF香川真司の所属するドルトムントのトーマス・トゥヘル監督はハンス=ヨアヒム・ヴァッケCEOとの対立が公となり、今季限りで退任となる可能性が浮上してる。ドイツテレビ局「シュポルト1」は特集でトゥヘル監督の代役候補となっている9人を紹介している。

 1人目はドルトムントと3位の座を激しく争っているホッフェンハイムのユリアン・ナーゲルスマン監督だ。27歳でトップチームの指揮官に就任するなどドイツ国外でも大きな話題となった青年監督は、現役時代にトゥヘル監督に指導を受けた経験もある。就任の可能性ありと予想されているが、本人は2018年までホッフェンハイムを率いて契約を全うすることを望み、バイエルン・ミュンヘンを率いるカルロ・アンチェロッティ監督の後任候補として噂されている。

 2人目はアーセナルのアーセン・ベンゲル監督。すでに何度かドルトムントが接触していると報道されている。実績は言うまでもないが、67歳という年齢を考えれば将来性において疑問視されている。

 3人目はイングランド2部ハドルスフィールド・タウンのダビド・ヴァーグナー。ユルゲン・クロップ監督(現リバプール)が指揮を執っていた2011年から15年にはドルトムントのセカンドチームの指揮を取り、当時所属していたMF丸岡満(セレッソ大阪)も指導した。クロップ監督はリバプールへ行く際に入閣を打診するほど信頼を寄せている存在だが、トップリーグでの実績には乏しい。

 

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