浦和が敵地でFCソウルに0-1敗戦も、上海上港も敗れてF組1位通過 16強で済州と激突

先発7人変更が裏目に… 閉塞感を拭えぬまま敗れる

 浦和レッズは首位通過を懸けて10日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ最終節、敵地FCソウル戦に臨んだものの、決定機を作り出せずに苦しい展開を強いられ0-1で敗戦。メンバーを大幅に入れ替えたことが完全に裏目に出る格好となった。

 浦和は直近のリーグ戦、鹿島アントラーズ戦(0-1)から7人の選手を入れ替えた。GK榎本哲也とDF田村友が浦和での公式戦デビューとなり、プレシーズンに負傷したFW高木俊幸は今季の公式戦初出場となった。一方のFCソウルも韓国代表FWパク・チュヨンやMFオスマール・バルバ、FWデヤン・ダムヤノビッチが外れ、双方ともにメンバーを入れ替えての試合になった。

 序盤から互いに慣れない組み合わせからかパスミスが相次ぎ、決定機のない時間が流れた。浦和は後方からのビルドアップと前線が縦パスを受けに来るタイミングが噛み合わず、攻撃のスピードアップが図れなかった。

 このままスコアレスで前半を終えると思われた前半38分、敵陣での攻撃でパスミスから一気に逆襲を受けると、縦パスに対してマークに付いた田村が完全に逆を取られて抜け出された。最後はGK榎本と相手が1対2の状況になり、先制ゴールを許してしまった。浦和は0-1で前半を折り返した。

 

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