テネリフェ地元紙で高まる柴崎への評価 「加入後ベストのプレー」「影響力を拡大中」

2戦連続フル出場となったルーゴ戦で躍動

 テネリフェのMF柴崎岳は、現地時間7日に行われたリーガ・エスパニョーラ2部第37節ルーゴ戦で、得点にこそ絡めなかったものの、攻撃にリズムを生み出して2-1の勝利に貢献した。地元メディアからチーム最高タイの採点をつけられるなど評価が高まっているが、地元紙「エルディア」も「ガク・シバサキの影響力が拡大中」とチームに順応してきたと分析している。

 心身のコンディション不調によって加入からデビューまでに1カ月かかったことに触れつつも、2戦連続スタメンとなったムルシア戦(0-1)、ルーゴ戦で見せたプレーについて、「日本人のメディアプンタ(攻撃的MF)は先発しただけでなく、2試合ともフル出場し、彼がこれまで見せなかった一面も見せた」と指摘。ルーゴ戦については、以下のように続けている。

「前半には1トップのロサーノと連動性を発揮しつつ、左サイドへとポジションチェンジしてプレーするレパートリーを見せた。後半に入るとホセ・ルイス・マルティ監督はガクの視野の広さ、ボールコントロールとフィルターパスの精度を有効活用し、アドバンテージを得た。これは彼が加わってからベストのプレーだった」

 

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