ユベントスが躍進モナコを2戦合計4-1と一蹴! 決勝T初失点も2季ぶりにCL決勝進出

ホームでの第2戦も2点を先行する危なげない戦いぶり

 イタリア王者ユベントスが、2シーズンぶりの決勝進出を決めた。UEFAチャンピオンズリーグは現地時間9日に準決勝第2戦のユベントス対モナコが行われ、ユベントスが2-1で勝利。2戦合計4-1で勝ち抜けを決めた。

 敵地での第1戦に2-0と勝利し優位な状況でホームでの第2戦を迎えたユベントスは、モナコの攻勢を堅い守備で凌ぎつつ、逆襲から効率良くゴールに迫った。そして前半33分、GKジャンルイジ・ブッフォンがキャッチしたところからのカウンターを左サイドに展開。一度はスローダウンしたものの、右サイドのMFダニエウ・アウベスにつなぐとピンポイントのクロスがFWマリオ・マンジュキッチへ。ドンピシャのヘディングは一度GKに弾かれたが、こぼれ球を自ら押し込んで先制に成功した。

 さらに前半終了間際の44分、左CKを相手GKがパンチングで逃れたところに待ち構えていたのはアウベス。ペナルティーエリア外から右足ダイレクトのボレーシュートがモナコゴールに突き刺さり、2-0とリードを広げた。アウベスは第1戦の2アシストに続き、2戦合計1ゴール3アシストの大活躍となった。

 後半に入るとユベントスは無理をしない姿勢を鮮明にし、モナコがボールを保持。その中で後半23分、左CKのチャンスをショートコーナーでつなぐとMFジョアン・モウチーニョがドリブルで切り込み、ラストパスをFWキリアン・ムバッペが決めて1点を返した。ユベントスは決勝トーナメントでの初失点となった。

 

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