香川真司も楽しんだギグス監督の初陣 4-0勝利デビューでわき起こる永久監督待望論

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 モイーズ監督の電撃解任後、残り4試合の指揮を任されたライアン・ギグスは25日に行われたノリッジ戦の前日会見でそう話した。

 言わずと知れたマンチェスター・Uの英雄。1990年11月29日、自身の17歳の誕生日にプロ契約を結んで以来、レッド・デビルズ一筋の”ワン・クラブ・マン”。黄金時代を築いたサー・アレックスとともに、選手としてあらゆる栄光を手に入れた。

 そのギグスになら、マンチェスター・Uのサッカーについて「ここ一筋でやってきてよくわかっている」と言われても、聞き手はうんと大きく頷くしかない。

 そしてその初戦、モイーズ監督解任の暗いムードを吹き飛ばし、見事な4-0勝利を収めた。

 まるで開幕戦のような、浮き足立つような雰囲気だった。キックオフ時は、雨が多いマンチェスターで珍しい晴天。試合直前、穏やかな春の陽射しが溢れたオールド・トラッフォードには、なんともいえぬ明るい雰囲気が漂っていた。そこにマンチェスター・Uの赤白のレジメタイをしめたスーツ姿のギグスが現れると、スタンドの大観衆はまさに待ちかねたというように、歓喜の歓声を上げた。

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