シュツットガルトが本拠地で快勝、1年での1部復帰と2部優勝に前進 浅野は6戦ぶり出番なし

シュツットガルトが5連勝、残り2試合で2位ハノーバーと勝点3差の首位キープ

 日本代表FW浅野拓磨の所属するシュツットガルトは7日に本拠地でアウエと対戦し、エースFWテロッデが2得点などで3-0の勝利を収めた。5連勝で勝点を66に伸ばして首位をキープ。1年での1部復帰、そして2部優勝に一歩前進した。浅野はベンチスタートで、6試合ぶりに出番なしに終わった。

 独2部で首位を走るシュツットガルトは相手のミスを見逃さずに先制に成功した。前半13分、前半相手GKメンデルが芝に足を取られてキックミスしたところで、前線から猛プレスをかけてボールを奪取。ペナルティーエリア右に侵入したところでFWテロッデが倒されてPKを獲得した。昨季の独2部得点王はこのPKを自ら成功させ、試合開始から15分足らずでリードを奪った。

 後半はなかなかシュートまで持ち込むことができなかったシュツットガルトだが、後半24分にDFインスーアの左クロスをテロッデが頭で流し込んでこの日2点目をゲット。さらに同30分にはMFマキシムが左足のシュートでダメ押しゴールを奪って試合を決定づけた。

 シュツットガルトは同37分、3人目の選手交代としてテロッデに代えてMFグリーンをピッチに送り出した。5試合連続でピッチに立っていた浅野は出番なしが確定したが、チームは盤石の試合運びで完勝している。

 3月から4月にかけての5試合連続未勝利(4分1敗)という停滞期を経てから、これで怒涛の5連勝となった。残り2試合で2位ハノーバーと勝点3差の首位をキープし、1部昇格に前進している。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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