久保が鮮やかなルーレットと力強いドリブルで魅了 「ゴールに向かったドリブルやパス」に手応え

FC琉球戦に先発、後半38分までプレー FC東京U-23が退場者2人を出し0-3敗戦

 U-20日本代表FW久保建英が6日のJ3リーグ第7節のホームFC琉球戦にFC東京U-23の一員としてスタメン出場し、前半23分に鮮やかなルーレットからのドリブル突破を見せて観衆を沸かせた。久保は後半38分までプレーしたが、退場者を2人出したFC東京U-23は0-3で敗れた。

 バルセロナの下部組織で育った15歳の久保が卓越した個人技を見せたのは前半23分だった。先制点を許し、さらに退場者を1人出して10人の状況だったが、自陣で相手選手と競り合うと、こぼれ球に素早く反応。ボールを奪いに来る相手を鮮やかなルーレットでかわすと、そのまま一気にドリブルをスタート。追いすがる別の相手選手を腕で抑え込む力強さも見せ、一気に攻撃へとつなげた。

 試合後、そのシーンについて久保は、これまでのゲームから感じていた課題に対して一定の手応えを話している。

「自分は攻撃に絡むのが好きなので、どんどん自分のプレーという形で、ゴールに向かったドリブルやパスをして相手を引き付けてもらったりとか、攻撃を組み立てるのも得意分野だと思うので、今日はこれまでの試合と比べて何回か出せた部分が多かったと思います」

 

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