侮辱行為で4試合出場停止処分のメッシ 弁護団がFIFAに乗り込み4時間半の申し立て、減刑に自信

同様のケースで過去に減刑、弁護団「FIFAが来週決定を発表するのではないか」

 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは3月23日のワールドカップ南米予選のチリ戦でレフェリーへの侮辱行為を 理由に4試合の出場停止処分を受けた。3月に行われたボリビア戦(0-2負け)で出場停止を1試合消化したメッシだが、弁護団はスイス・チューリッヒのFIFA(国際サッカー連盟)本部で4時間半にも及ぶ処分軽減申し立てを展開し、減刑に自信を深めている。「ESPNラジオ・アルゼンティナ」が報じた。

 メッシは決勝弾を決め、1-0勝利を収めたチリ戦でレフリーを侮辱したと試合後のビデオ判定で認定され、4試合出場停止という厳しい処分を言い渡された。弁護団はすでに1試合出場停止を消化したボリビア戦のみの処分にとどめようとFIFAに乗り込んだ。

「我々はとても良い仕事ができた。FIFAはこの件に関して多くをコメントしないように求めてきた。彼らが決定事項を発表後にもっと話すことにしよう。これから彼らはこの問題を検証する。FIFAが来週決定を発表するのではないか」

 フアン・デ・ディオス・クレスポ弁護士はこう語った。実は同様のケースで減刑を勝ち取った前例が存在する。チリ代表のインテルMFガリー・メデルはレフェリーへの侮辱でレッドカードを受けた。4試合出場停止処分を受けたが、FIFAは2年間の執行猶予とともに、1試合の出場停止に変更していた。メッシもこのパターンで減刑となる可能性が高い。

 

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