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日本代表

2017.05.04 (Thu)

テニスのタイブレーク方式に似た新たなPK戦システムに注目 U-17女子欧州選手権で試験導入


現行ルールでは先攻チームの勝率が60% 2人目以降に先攻と後攻が2人ずつ入れ替わる

 

 U-17女子欧州選手権が現地時間2日にチェコで開幕した。この大会では、テニスのタイブレーク方式に似た新たなPK戦システムが試験導入されて注目を集めている。

 

 従来のシステムのPK戦ではコイントスで先攻後攻を決めた後、両チームの選手が交互に5人ずつキックを行い、成功数の多いチームが勝利となる。5人目でも決着がつかない場合はサドンデス方式となり、さらに1人ずつキックを行って先にリードを奪ったほうが勝利となる。

 

 これに対して、新たなシステムではキックの順番に関してテニスのタイブレークを参考にしたものにするという。1人目のキックでAチームが先攻、Bチームが後攻で始まった場合、以降2、3人目はBチームが先攻、4、5人目は再びAチームが先攻と、2人ごとにキックの順番を入れ替え、サドンデスとなる6人目以降も同様の繰り返しとなる。

 

 英衛星放送「スカイ・スポーツ」によると、サッカーのルール制定などの決定を行う国際サッカー評議会(IFAB)は、従来のPK戦システムでは先攻チームの勝率が60%という調査結果が報告されており、先行有利という不公平さが生まれていると指摘。より均衡の取れた戦いのために、この新しいシステムの採用が検討されている。

 

 チェコで行われている女子のU-17欧州選手権では、この新しいシステムのPK戦が試験導入されている。今後は、このタイブレーク方式が世界のスタンダードとなっていくのだろうか。

 

【了】

 

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

 

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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