本田の元同僚が人種差別被害を訴えるも警告となる非情判定 自らピッチを去り退場処分に…

「ムンタリは正しいがピッチを離れては…」

「レフェリーはフィールドで笛を吹くだけでなく、すべてのことを管理しなければならない。彼は今回の件を認めて、例を示すべきだった。僕は彼に侮辱の声が聞こえたかと尋ねた。彼には試合を止める勇気を持ってくれ、と主張したんだ」

 まったく取り合ってもらえなかったムンタリに対して、ペスカーラのズデネク・ゼーマン監督は「ムンタリは正しい、ただピッチを離れるべきではなかった」としつつも、「今日の出来事は、ムンタリがすでに何年にもわたって受けてきたことだ。このメンタリティーが変わることを望むほかない」と擁護したという。またしても起きてしまった人種差別問題は、欧州サッカー界に暗い影を落としそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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