ボールボーイに暴力行為の徳島DFに謹慎処分 本人謝罪「申し訳ないで収まる話ではありませんが…」

DF馬渡は公式サイトで声明 「ボールパーソンの方には、深くお詫び申し上げます」

 J2の徳島ヴォルティスは30日、前日に敵地フクダ電子アリーナで行われた第10節ジェフユナイテッド千葉戦(0-2)で、DF馬渡和彰がボールボーイを小突く非紳士的行為を行い一発退場となった件と、別のボールパーソンに対してアルコールと思われる液体をかける行為があった件について、クラブ公式サイト上でお詫び文を掲載。馬渡に関しては、Jリーグ規律委員会の処分が確定するまでの間、謹慎処分とすることを発表した。

 この騒動の発端となったのは千葉戦の前半14分だった。徳島のMFカルリーニョスから左サイドにロングボールが展開され、DF馬渡が走り込むも、千葉のGK佐藤優が飛び出してクリア。徳島ボールのスローインとなった際、ボールボーイにすぐさまボールを渡すように馬渡が要求し、ボールボーイは一瞬反応が遅れてからボールを渡したものの、それに怒った馬渡がボールボーイを小突いてしまう。高山啓義主審はこれを非紳士的行為と判断し、一発レッドカードを提示。徳島の選手たちが主審に猛抗議するも判定は覆らなかった。

 馬渡は公式サイトを通じて「昨日のジェフユナイテッド千葉戦において、私が引き起こした行動は、いかなる状況であれこのような行動が認められるわけがなく、あってはいけない行為だったと深く反省しております。ボールパーソンの方には、多大なるご迷惑をお掛けしてしまい、深くお詫び申し上げます」と謝罪の意を示した。

 

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