8季連続リーガ20ゴール突破も… “PKの名手”C・ロナウドが天敵GK相手に3度目の失敗

バレンシアに2-1と薄氷の勝利 豪快先制弾もPK失敗で苦戦を招く

 レアル・マドリードは現地時間29日に行われたリーガ・エスパニョーラ第35節バレンシア戦、試合終盤のブラジル代表DFマルセロの決勝ゴールで2-1と勝ち切った。苦しい展開となった理由にはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのPK失敗があったが、“天敵”の牙城をまたしても崩せなかったとスペイン紙「マルカ」が報じている。

 ロナウドはこの日の前半26分、スペイン代表DFダニエル・カルバハルのピンポイントクロスにタイミング良く飛び込むと、ジャンピングヘッドで合わせてゴール左隅に突き刺し先制に成功した。そして後半9分にはペナルティーエリア内に入り込んだMFルカ・モドリッチがファウルを誘い、PKを獲得。試合を決定づける大チャンスが訪れる。

 ここでキッカーを務めたのはロナウド。しかし、ここで立ちはだかったのが約50%という驚異のPKセーブ率を誇るGKジエゴ・アウベスだった。ロナウドのゴール右隅へのキックは完全に読み切られ、失敗に終わった。この後、レアルは同37分にバレンシアのMFバレホに同点弾を許し、勝ち点3を逃す危機に瀕したが、その4分後にマルセロの勝ち越しゴールでなんとか勝利を拾うという、薄氷を踏む展開となった。

 

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