レアル“2年越し”の念願叶う? 移籍金72億円のマンU守護神獲得へ本腰か

モウリーニョ監督は移籍金に見合うオファーが届けば、デ・ヘア放出も視野

 レアル・マドリードが、念願の2年越しの補強を実現させようとしている。2015年夏の移籍市場最終日に、マンチェスター・ユナイテッドからの獲得で合意に達しながらも、選手登録に必要な書類が揃わずに破談となっていたスペイン代表GKダビド・デ・ヘアの来季獲得に向けて本腰を入れていると、スペイン紙「マルカ」が報じている。

 ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、守護神に対して他クラブからのオファーや打診を伝えているという。そして、指揮官が移籍金を設定し、その額に見合うものがあれば、放出する流れとなっているという。

 記事では「ダビド・デ・ヘアに関しては、レアル・マドリードはすでにイングランドのクラブが放出しようとしていることを知っている」と報じられており、移籍金は6000万ユーロ(約72億円)と見込まれている。

 そしてレアルにとって、デ・ヘアはGK補強の第一候補となるが、第三候補まで存在するという。チェルシーのベルギー代表ティボー・クルトワ、ACミランのイタリア代表ジャンルイジ・ドンナルンマが滑り止めとしてリストアップされているという。

 23日のバルセロナとのクラシコでは3失点を喫しながらも、好セーブを見せていたコスタリカ代表GKケイラー・ナバスは今季限りで正守護神の座を失うことになるのかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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