今年リーグ戦初出場の本田、海外メディア上々評価 「チャンスあった」「明るく輝くカメオ登場」

本拠地エンポリ戦で後半42分から出場 アディショナルタイムを含めて約11分間プレー

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、現地時間23日のリーグ戦本拠地エンポリ戦で後半42分から出場し、約8分間のアディショナルタイムを含めて約11分間プレーするも1-2で敗れた。試合後に採点を公開した海外メディアでは、本田の出場時間が短いことから「採点なし」となった一方、寸評ではまずまずの評価を得ている。

 ミランは2点を先行されると、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が次々に攻撃的な交代カードを切り、3人目の交代がFWスソに代わっての本田投入となった。後半42分から3-5-2のトップ下に入るとアディショナルタイム突入直後には、本田が敵陣右サイドでボールを奪い取り、オーバーラップしたMFマリオ・パサリッチにラストパスを通したが、必死に戻った相手のブロックにあった。

 イタリアメディア「ユーロスポーツ.it」では、「モンテッラが選んだ最後のカード。ほとんどチャンスがなかったが、何であれこの日本人選手により良いチャンスがあった」と、同点ゴールに迫るプレーがあったことを評価されている。

 米スポーツ専門局「ESPN」では、「十分に明るく輝くカメオが登場したが、本当の意味でインパクトを与える時間はなかった」と、アクセサリーに例えられつつ評価されたが、ほんの短い時間だけに“カメオ出演”の意味が込められている一面もありそうだ。

 

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