ドルトムント天才司令塔に再び悲劇… ボルシアMG戦で足首負傷、指揮官は靭帯断裂を示唆

復調していたシャヒンが無念の負傷退場

 “ガラスの司令塔”にまたも悲劇が訪れた。日本代表MF香川真司の所属するドルトムントのトルコ代表MFヌリ・シャヒンは、22日のブンデスリーガ第30節ボルシアMG戦で前半22分に足首の負傷によって途中交代。試合後にトーマス・トゥヘル監督は、足首の靭帯断裂の可能性があると明かしている。独テレビ局「シュポルト1」などが報じた。

 MFマルコ・ロイスのゴールで前半10分に幸先良く先制したドルトムントだが、それからわずか5分後にアクシデントが起きた。ボルシアMGのMFトビアス・シュトローブルとの競り合いの際に、左足首を踏まれたシャヒンは悶絶。スパイクのポイントが足首にめり込み、痛みに顔を歪めてピッチに倒れ込んだ。その後、同22分にMFミケル・メリーノとの途中交代を余儀なくされている。

 試合は一時逆転を許したドルトムントが、FWピエール=エメリク・オーバメヤンとMFラファエル・ゲレイロの得点で再逆転し、劇的な勝利を手にした。それでも長期離脱から復帰し、調子を上げていた司令塔が無念の負傷退場となり後味の悪さが残った。

試合後、トゥヘル監督はシャヒンの怪我について「足首の外側側副靭帯断裂の疑惑がある」と重傷の可能性を示唆。レフティーが一足先にシーズンを終える可能性が高まっている。

 

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