「ネイマール不在」がクラシコに及ぼす影響とは バルサ最大の不安材料をデータで検証

レアルが誇る圧巻のセットプレーの強さ

 次にレアル・マドリードのデータを見てみよう。こちらはポゼッションにこだわるチームではないため、ボール支配率は試合によって散らばりやすい。それでも50%を超える試合は多く、50%未満の試合は14試合。これらの試合のデータをまとめたのが[DATA-3]だ。

 

[DATA-3]

 

 敗戦数はバルセロナの支配率60%未満の試合と同じだが、引き分けが多いのが特徴。その原因は失点の多さだ。14試合中多くの試合で失点をしてしまったため、勝ちきることができなかった。それでも勝利数が上回ったのは、やはりその攻撃力にある。

 攻撃3パターン全てにおいてシュート率はバルセロナを上回っており、どの状況下でもゴールを奪える力を持っている。特にセットプレーの強さ(シュート率41.7%)は、拮抗した試合において大きな武器となるはずだ。

 

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