グリーズマンが試合直後の去就質問に不快感露わ アトレチコ広報もTV局に「ルール違反」と主張

エスパニョール戦で決勝弾、リーガ通算100得点を達成

 アトレチコ・マドリードは現地時間22日に行われたリーガ・エスパニョーラ第33節エスパニョール戦に1-0で勝利し、逆転優勝へ一縷の望みを残した。しかしスペイン紙「AS」は、この日決勝点を挙げ、リーガ通算100ゴールを達成したエースのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが、試合直後のインタビューで不快感を露わにしたと報じている。

 闘将ディエゴ・シメオネ監督率いるアトレチコは、敵地に乗り込んだエスパニョール戦で膠着した展開となった。そのなかで後半15分、ロングスローからのMFサウール・ニゲスのシュートのこぼれ球をグリーズマンが右足ダイレクトを押し込み、貴重な先制点を叩き込んだ。アトレチコは虎の子の1点を守り切り、勝ち点3をものにした。

 首位レアルと2位バルサがクラシコで激突する前に、勝ち点3の確保に成功したアトレチコ。その立役者となったグリーズマンだが、試合直後のインタビューではまさかの質問が待っていた。通常は試合でのプレーぶり、今後に向けた戦いについての質問をするのが“不文律”だが、この日の中継局である「ビーイン・スポーツ」のインタビュアーは、「あなたは将来についてどう考えているか?」と移籍が噂されるなかで去就問題について斬り込んだのだ。

 この質問に対して、グリーズマンは明らかにウンザリとした表情を浮かべた。

 

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