EL準々決勝がイブラヒモビッチのラストマッチ? 右膝を負傷、今季絶望でユナイテッド退団も

EL準々決勝アンデルレヒト戦、ジャンプ後の際に不自然な形で着地

 マンチェスター・ユナイテッドのFWズラタン・イブラヒモビッチは現地時間20日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)の準々決勝アンデルレヒト戦(2-1)でジャンプ後の着地時に膝を負傷して途中交代となった。英メディアではシーズン絶望、そしてイブラにとって“赤い悪魔”の一員としてのラストゲームとなる可能性を指摘している。

 イブラは今季ELでの5得点を含め、公式戦28得点を挙げていたが予想外にアクシデントに見舞われた。アンデルレヒト戦の後半アディショナルタイムに空中戦で競り合った際、不自然な形のまま右足で着地してしまい、右膝を負傷。カリスマFWは痛みに顔をゆがめ、そのまま担架に乗せられてピッチを去った。

 ユナイテッドは前半にDFマルコス・ロホも負傷交代。ジョゼ・モウリーニョ監督は試合後に「彼らは軽い怪我ではないと思っている」と頭を抱えている。

 イブラの負傷に関して詳細はまだ明らかとなっていないものの、英紙「インディペンデント」は今季の残り試合を欠場する可能性があるとしている。

 記事ではイブラの負傷シーンは2016年2月にチェルシーのフランス代表DFクルト・ズマが膝を故障した際に似ていると指摘。ズマはユナイテッドとのリーグ戦で同じように着地のシーンで膝を捻り、前十字靭帯損傷で約9カ月間の戦線離脱を強いられた。

 

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