スペイン紙がバルサ補強策を糾弾 昨夏に総額140億円で6人補強も「ほとんど役に立たず」

CL8強敗退の原因を追及 新加入6選手のパフォーマンスを検証

 バルセロナは現地時間19日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ユベントスとの第2戦をスコアレスドローで終え、合計スコア0-3で完敗した。FWメッシ、FWルイス・スアレス、FWネイマールの“MSNトリオ”が不発に終わったことが響いたが、スペイン紙「スポルト」は今季大枚をはたいて獲得した新加入選手たちが、CLでほとんど戦力にならなかったことが8強敗退を招いたと指摘している。

 バルサはCL優勝を果たした2014-15シーズンの決勝で勝利したユベントス相手に、自慢の攻撃力が炸裂しないままタイムアップの笛を聞いた。“MSNトリオ”やMFアンドレス・イニエスタ、MFセルヒオ・ブスケッツ、DFジェラール・ピケら長年チームの中核を担ったメンバーを並べながらも結果が残らなかったなかで、フォーカスされているのは昨夏に総額1億2000万ユーロ(約140億円)もの大金を費やしながらもCLで結果を残せなかった新戦力についてだ。

 今季新加入選手の、同紙調べでのCL出場記録は以下のようになっている。

FWパコ・アルカセル

移籍金:3000万ユーロ(約35億円)

3試合176分間出場(スタメン2試合)、枠内シュート1、ゴール0

MFアンドレ・ゴメス

移籍金:3500万ユーロ(約41億円)

8試合465分間出場(スタメン5試合)、枠内シュート2、ゴール0

MFデニス・スアレス

移籍金:300万ユーロ(約3億5000万円)

1試合90分間出場(スタメン1試合)、枠内シュート0、ゴール0

DFサミュエル・ウムティティ

移籍金:2500万ユーロ(約29億円)

8試合726分間出場(スタメン8試合)、枠内シュート0、ゴール0

DFリュカ・ディニュ

移籍金:1700万ユーロ(約20億円)

4試合284分間出場(スタメン2試合)、枠内シュート0、ゴール0

GKカスパー・シレッセン

移籍金:1300万ユーロ(約15億円)

1試合90分間出場(スタメン1試合)、失点0

 

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