香川の元同僚が爆破事件後も奮闘するドルトムントを称賛 「リスペクトの気持ち以外にない」

CL敗退後、ギュンドアンがツイッターで古巣にメッセージを送る

 日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは、現地時間19日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝モナコとの第2戦に1-3で完敗、合計スコア3-6で敗退が決まった。第1戦の直前にチームバスが爆破される事件が起き、スペイン代表DFマルク・バルトラが骨折する非常事態を乗り越えての戦いとなったドルトムントに対して、昨季まで活躍したドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンが「このチームにはリスペクトの気持ち以外にない」とエールを送っている。

 ホームでの第1戦は、ドルトムントのチームバスが宿舎からジグナル・イドゥナ・パルクに向かった直後に爆発事件の被害に遭った。3度の爆発の末にバルトラが負傷。ドイツ連邦警察はあと1秒爆発が速ければ、チームの全選手にダメージが及んでいたという衝撃の捜査結果をメディアに公表するなど、事件の恐怖は今もサッカー界を震撼させている。

 ドルトムントは、事件からわずか24時間後に延期されたモナコとの第1戦で奮闘。香川も1得点1アシストと躍動したが、精神的ダメージの大きいなかでの一戦を2-3で落としていた。そして敵地での第2戦で逆転突破を目指したが、圧倒的な攻撃力を誇るモナコの前に屈した。

 今季からマンチェスター・シティに移籍した香川の親友ギュンドアンは、ドルトムントの敗戦後に自身のツイッターを更新した。

「あの事件の後、ピッチに立ち、彼らはすべてを出した。このチームにはリスペクトの気持ち以外にない」

 

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