ドルトムント監督がCL敗退に恨み節 爆破事件翌日の第1戦は「史上最も不必要なゲーム」

2戦6失点とモナコの攻撃力に屈して8強敗退 トゥヘル監督「ミスがたくさんあった」

 日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは、現地時間19日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2戦でモナコに1-3で敗れ、2戦合計3-6で4強進出はならなかった。チームを率いるトーマス・トゥヘル監督は敗退を受け、「ファーストレグは史上最も不必要なゲームだった」と振り返っている。ドイツ地元紙「WAZ」が報じた。

 ドルトムントは最低でも2点が必要な状況で、前半3分にFWムバッペ、同17分にFWファルカオにゴールを許すなど出端をくじかれた。後半開始早々にMFロイスがゴールを奪うも、終盤に途中出場のFWジェルマンに決められて万事休す。2試合連続3失点と、フランスリーグ首位を走るモナコの攻撃力に屈した。

「最初からたくさんの技術的なミスがあった。ポジショニングのミスもたくさんあった。自分たちに責任のあるミスが多ければ安心を確保することはできない。前線は複雑にやりすぎた。後ろは勇気がなかった。要するに十分ではなかった」

 指揮官は勝利に値するパフォーマンスではなかったと指摘した。

 

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