“ガラスの天才”に悲劇再び… 英代表MFが相手と激突、試合後に左足すね骨折発覚で今季絶望

トットナム戦で負傷交代したウィルシャー 昨季アーセナル時代と同じ個所を骨折

 ボーンマスのイングランド代表MFジャック・ウィルシャーはアーセナルで昨季まで背番号10を託され、持ち前の技術と攻撃センスからイングランド最大の才能と期待された。だが、キャリアで度重なる怪我に悩まされ、「ガラスの天才」と呼ばれてきたが、再び悲劇に見舞われてしまった。15日のトットナム戦で左足のすねを骨折したことが発覚し、今季絶望となることが明らかになった。英地元紙「デイリー。テレグラフ」が報じている。

 ウィルシャーはアーセナルから1年間の期限付き移籍で加入したボーンマスで、かつての輝きを取り戻していた。継続的に出場し、コンディションとパフォーマンスを高めていたが、トットナム戦後半11分にアクシデントが起きた。相手FWハリー・ケインとの激突で負傷し、交代を余儀なくされた。

 当初レントゲン撮影で異常は認められなかったが、精密検査の結果、左腓骨の骨折だったことが明らかになった。ウィルシャーは昨季もアーセナルで同じ箇所を骨折。シーズンの大半を棒に振っていた。

 アーセナルとの契約が来季いっぱいとなるウィルシャーは契約延長話やACミランからのオファーも伝えられていたが、悲運のガラスの天才は再びリハビリの日々を過ごすことになった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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