ケルン大迫が味方と衝突、古傷の左膝を抱え悶絶 僚友やファンが凍り付くも…独紙「安堵のため息」

練習でヘクターと衝突、古傷の左膝を抱えて倒れこむも小休止後に再びプレー

 ケルンの日本代表FW大迫勇也が18日の練習中にドイツ代表DFジョナス・ヘクターと衝突し、左膝を抑えて悶絶。チームメートやファンが恐怖のあまりに凍り付く一幕があり、ドイツで話題となった。ドイツ紙「エクスプレス」が報じている。

 18日の練習で大迫はピッチに倒れこんだ。ヘクターとの接触プレーで左膝を抱え込みながら痛みのあまりに悶絶した。

 左膝は大迫にとって古傷のある箇所だった。3月23日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の敵地UAE戦(2-0)で、前線での競り合いの際に相手DFに左ひざの裏に乗られる格好となり途中交代。帰国後に精密検査を受けた結果、「左膝関節包の負傷」と診断され、全治4週間程度の離脱と発表された。それでも、8日のボルシアMG戦で途中出場し、約2週間でスピード復帰を果たしていた。

 記事では「2人は練習試合で不幸に見舞われた。特に大迫は左膝を抱えながら苦悶に顔を歪めた」と報じているが、「今回、26歳は恐怖から逃れることができた。小休止の後、監督と観衆は安堵のため息をついた。大迫はヘクターのように練習を続行できた」とレポートしている。

 ハリルJのエースは衝突で周囲を冷や冷やさせたが、故障再びという悪夢の事態を免れた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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