ミラン本田は「例外的な失敗」 伊メディア、強化責任者ガリアーニ氏手腕「芸術的」と絶賛も…

資金難が表面化でガリアーニ氏は訳あり補強 しかし「タイウォと本田は…」

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、2014年1月に前所属のCSKAモスクワを契約満了になり移籍金ゼロでミランへ移籍した。本田獲得についてスポーツ専門局「FOXスポーツ」のイタリア版は、ミラン強化責任者を務めてきたアドリアーノ・ガリアーニ氏による「例外的な失敗」と酷評している。

 ミランは2012年夏の移籍市場の時期に資金難が表面化し、当時のスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチやブラジル代表DFチアゴ・シウバといった主力を売却。その後は、ガリアーニ氏の政治力を生かして“訳アリ補強”戦略に出た。本田のようなゼロ円移籍や、パイプを持つクラブからの期限付き移籍という形で、出費を抑える補強を繰り返した。

 記事では「ガリアーニによるゼロ円移籍の手腕は芸術的なレベル」と絶賛している。しかし、本田はその“芸術的な補強”の仲間入りを果たすことはできなかったようだ。

「ミランはリバウドとカフー(ともに元ブラジル代表)の後継者を確保することにだけは失敗した。(元ナイジェリア代表DFタイエ・)タイウォと本田はガリアーニの例外的な失敗だ。しかし、贅沢の言えない状況が長く続いたなかでは、こんなこともあるだろう」

 

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