香川はフル出場も低調な出来、独メディアはチーム最低評価 「不正確」「目立たなかった」と一刀両断

独紙は弾丸ミドルのDFソクラティスを絶賛、復帰弾のロイスらも高評価

 ドルトムントは15日にブンデスリーガ第29節でフランクフルトと本拠地で対戦し、3-1で快勝した。勝利の立役者はセンターバック(CB)ながら強烈ミドルを炸裂させたDFソクラティスと5週間ぶりの戦線復帰で復活ゴールを決めたMFロイスとの2人だった。先発フル出場も得点に絡めなかった香川は、独地元メディアの採点でチームワーストという厳しい評価を下されている。

 ドルトムントは開始わずか2分、ロイスがエリア内右に侵入したMFプリシッチからのクロスをバックヒールで流し込んで先制。同点とされて迎えた同35分、ドリブルで持ち上がったソクラティスがペナルティーエリアの外から強烈なシュートをゴール左隅に突き刺して勝ち越した。後半41分にはMFデンベレのラストパスからFWオーバメヤンにもゴールが生まれ、3-1で公式戦3試合ぶりの勝利を収めた。

 独地元紙「WAZ」の採点(1が最高、6が最低)で、チームトップ評価を受けたのは弾丸ミドルで決勝点を決めたギリシャ代表DFソクラティスで、1点が与えられた。ヘディングの強さに定評があるCBだが、ミドルシュートで得点は非常に珍しいプレーだ。寸評ではその希少価値の高い一撃について「ゴール・オブ・ザ・マンス(月間最優秀ゴール)で得点した」と絶賛されている。

 それに続く高評価だったのは、ロイスとビッグセーブを披露した守護神ビュルキ、途中出場で1アシストのデンベレで2点。42日ぶりの復帰でいきなり結果を残したロイスについては「トーマス・トゥヘル監督にとっていかに重要な選手であるかを証明した」と記されている。

 

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