浦和10番が「意外な組み合わせ」で会食 対戦間近の“調子乗り世代”DF、もう1人はバルセロナの…

柏木が自身のブログで、FC東京の太田と石塚氏と食事をしたと報告

 浦和レッズの背番号10を付けるMF柏木陽介が、15日に自身の公式ブログを更新し、「意外な組み合わせ」による3人で食事をしたことを明かした。

 1人は同じ1987年生まれのFC東京DF太田宏介。これまで同じクラブでプレーした経験はないが、U-20日本代表の一員として2007年のU-20カナダ・ワールドカップにともに参戦した。“調子乗り世代”と呼ばれたチームの一員としてベスト16進出に貢献。「20歳くらいから、よく遊ぶようになったなー。ほんまにおもろくて、ええ奴」と記している通り、世界を相手に共闘したこの頃から親交を深めたようだ。

 その後はお互いに日本代表も経験し、29歳となった現在は浦和、FC東京という人気クラブで主力を担う。16日には味の素スタジアムで激突する両者。勝ち点13で2位の浦和と同10で7位のFC東京の対決となるだけに、ともに負けられない一戦となる。柏木も「明日は敵やけど、絶対勝つぞー!」と、アウェーでの勝利を誓っていた。

 そしてもう1人は、かつてヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)でその名を轟かせたJリーガーの大先輩であり、引退後の活動も話題を集める石塚啓次氏だった。柏木が「サッカー界一の問題児と言われてた」と記した石塚氏は、1993年に山城高校から鳴り物入りでV川崎に加入。スター軍団の中で徐々に頭角を現し、翌94年から出場機会をつかんでインパクトを残すプレーを見せたが、同様にピッチ外での言動が物議を醸すこともあった。

 引退後はアパレルブランドを立ち上げるなど、“セカンドキャリア”で成功を手にした人物としても取り上げられる。そんな石塚氏と柏木が出会ったのは、同氏が2014年からバルセロナで開くうどん店だったという。

 

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