久保建英が待望のJ初ゴール! 15歳10カ月11日で達成しリーグ最年少記録を更新

豪快な左足の一撃で、森本貴幸の15歳11カ月28日の記録を抜く

 U-20日本代表FW久保建英(FC東京U-18)がJリーグの歴史に名を刻んだ。15日に行われたJ3リーグ第5節セレッソ大阪U-23戦に先発出場し、先制ゴールをゲット。自身初のJリーグ公式戦得点となり、リーグ最年少得点記録を15歳10カ月と11日に更新した。

 久保は高円宮杯プレミアリーグ開幕戦の清水エスパルスユース戦で直接FKでゴールを決めるなど、育成年代の試合に出場するのと並行してJ3にも参戦している。

 前半12分には左サイドでボールを受けると、相手マーカー2人を引きつけて突破を狙う。同29分にも右サイドからのパスに反応すると、マーカー2人がいながらも思い切りよく右足ダイレクトでシュート。ゴール左へと外れたが、技術の高さを感じさせた。

 すると同38分だった。ペナルティーエリアやや外の右サイドでボールを持つと、相手のチェックを巧みに外してゴールへとドリブルを開始。3人のマーカーを翻弄すると最後は左足を振り抜き、豪快にゴール右隅へと突き刺した。この一撃は、2004年に東京ヴェルディに在籍していたFW森本貴幸(現川崎フロンターレ)がマークした15歳11カ月28日を抜き、Jリーグ史上最年少記録を更新するものとなった。

 ゴールの瞬間、久保は喜びを露わにしてベンチへと駆けていった。日本の将来を担う超新星がついに初ゴールという結果を残した。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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