インテル長友、ミラノダービーに左SBで先発急浮上! “スソ封じ”で白羽の矢か

ミラン本田はベンチスタート濃厚

 インテルの日本代表DF長友佑都が、15日のミラノダービーに急きょ先発出場する可能性が浮上した。イタリア衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じている。

 インテルは4-2-3-1システムでミランに対峙することが見込まれるが、前日練習で急きょ左サイドバックに長友が起用され戦術練習を行ったという。また、中盤にはポルトガル代表MFジョアン・マリオの起用も浮上したとされた。

 ミランは4-3-3システムで、右ウイングはFWスソの先発が確実な状況にある。日本代表FW本田圭佑から完全にレギュラーを奪い取ったスペイン人ウインガーは、現在のミラン攻撃陣をけん引する存在であり、点を取って良し、アシストして良しと絶大なる存在感を放っている。

 そのスソをマークする存在として“エースキラー”長友に白羽の矢が立つ可能性が浮上した。これまでは特にローマ戦で、エジプト代表FWモハメド・サラーを抑え込むことに評判の高かった長友だが、このダービーではミラン攻撃陣の絶対的な中心であるスソを抑えるタスクを与えられるという。

 ミランは今月13日に中国資本への売却手続きが完了し、今季開幕前に中国資本化したインテルと奇しくも“チャイニーズ・ダービー”となった。東アジアへのデモンストレーションの意味合いも込めて現地時間のランチタイムである12時30分、中国や日本のゴールデンタイムにキックオフされる一戦で、長友はその雄姿を見せることができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング