広州恒大MFパウリーニョ、バイエルン移籍の可能性浮上 アンチェロッティ監督が高く評価

先日の南米予選でブラジル代表に選出、ウルグアイ戦でハットトリックの活躍

 現在アジアでプレーしているナンバーワンMFが、夏の移籍市場で欧州へ帰還を果たす可能性が浮上している。12日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で川崎フロンターレと対戦した広州恒大(中国)のMFパウリーニョが、ドイツ王者のターゲットになった模様だ。フランステレビ局「RMC」が報じている。

 同局によると、ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンのカルロ・アンチェロッティ監督は、中盤でユーティリティーなプレーを見せるパウリーニョを高く評価。すでに、夏の移籍市場でチームに加えるための準備をクラブにリクエストしたとしている。そこでは、国際経験の豊かさもアンチェロッティ監督の高い評価の基準になっているという。

 パウリーニョは2013年に母国ブラジルのコリンチャンスからイングランド・プレミアリーグのトットナムへ移籍。その後、1400万ユーロ(約17億円)の移籍金で15年の夏から広州でプレーしている。ACLの舞台ではJリーグ勢にとって中盤の高い壁となり、これまで加入初年度の柏レイソル、昨季の浦和レッズ、今季の川崎が対戦している。

 パウリーニョは先日のワールドカップ南米予選でもブラジル代表に選出され、ウルグアイ戦でハットトリックをマークするなど、現役バリバリのブラジル代表。現在アジアでプレーしている中盤のプレーヤーでナンバーワンと言っても過言ではない存在だが、欧州復帰となるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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