“爆買い”の名手オスカル 浦和戦で痛恨のPK2本失敗も「これがサッカーなのかな」と淡々

ACLグループFの首位攻防戦で浦和に0-1敗戦 「良いサッカーをするチームだった」

 上海上港(中国)のブラジル代表MFオスカルは、11日のAFCチャンピオンズリーグ第4節の浦和レッズ戦でPKを2度にわたって失敗。チームは0-1で浦和に敗れた。試合後のオスカルは「試合をやっていれば時々起こることだし、これがサッカーなのかなと思う」と気を取り直すように話した。

 オスカルはこの日、トップ下として先発フル出場した。ゲームは前半終了間際に浦和のFWラファエル・シルバに先制点を許すと、後半は上海上港がシュート10本の猛攻を見せるも同点に追いつくことができず、そのまま0-1で敗れた。オスカルは「(浦和は)良いチームだし、良いサッカーをするチームだったと思う。ただ、試合全体を見れば上回れた部分が多いと思う。前半は互角だったけど、後半は僕らの方が良かったし、多くのチャンスを作った。だけど、全員がシュートをミスしてしまった」と振り返った。

 そのなかで、後半はオスカルにとって悪夢の時間になった。後半20分には自身のドリブル突破でPKのチャンスを得たが、ゴール右を狙ったシュートはGK西川周作にはじき出された。さらに同31分には再び味方がPKを得て、もう一度オスカルがキッカーを務めたが、正面を狙ったシュートはゴール上に大きく外れた。

「悲しかったし、PKのミスはチームにも残念だった。良いプレーはできたけど、PKを失敗してしまったのはね。でも、周りの選手はみんな君がこの試合のベストプレーヤーだと言ってくれた。試合をやっていれば時々起こることだし、これがサッカーなのかなと思う」

 試合後のオスカルは、淡々とPK失敗を振り返った。

 

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