アルゼンチン代表監督の解任発表 後任候補としてサンパオリ、シメオネと交渉か

バウサ監督の更迭を決断 W杯南米予選で5位と低迷

 アルゼンチンサッカー協会(AFA)は現地時間10日、代表チームの指揮を執るエドガルド・バウサ監督の解任を発表した。これを受けてアルゼンチン紙「オレ」は、AFA側が後任候補としてセビージャのホルヘ・サンパオリ監督と、アトレチコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督とコンタクトを取ると見られると報じている。

 アルゼンチン代表はロシア・ワールドカップ(W杯)南米予選を、14節終えた時点で2位コロンビアとの勝ち点差は「2」ながら勝ち点22にとどまり、大陸間プレーオフに回る5位と低迷。また出場権を逃すことになる6位エクアドルとの勝ち点差もわずか「2」と崖っぷちに立つ。またチームのエースであるFWリオネル・メッシが、3月23日に行われたチリ戦(1-0)で審判団に対して侮辱的な言葉を吐いたとして、W杯予選4試合の出場停止処分を受けるなど、まさに予断を許さない状況となっている。

 メッシなしで戦った3月28日の敵地ボリビア戦で0-2の完敗を喫したことで、指揮官の解任論が沸き上がっていたが、この日AFAのクラウディオ・タピア会長が記者会見を開き、「バウサはもはや指揮官ではなくなった。書面ではまだだが、言葉で確認した」と、解任に踏み切ったことを認めた。

 

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