ドルトムント香川が練習再開、CLモナコ戦で復帰か 独紙「起用できる望みがある」

バイエルン戦を欠場したヴァイグルとともに別メニュー調整

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は、打撲の影響により8日に行われたブンデスリーガ第28節の敵地バイエルン戦でメンバー外となった。公式戦5試合連続で先発出場し絶好調だった香川は、11日のUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦のモナコ戦に向けて、中盤のキーマンとともに別メニューでトレーニングを再開。ドイツ地元紙は「モナコ戦で起用できる望みがある」と、“小さな魔法使い”復帰の可能性を報じている。

 バイエルンとの“デア・クラシカー”と呼ばれる大一番で、日本代表戦から筋肉系のトラブルを引きずっていた香川は遠征メンバーから外れた。

 1-4と大敗を喫した翌日の練習では、同じく遠征メンバーから外れたドイツ代表MFユリアン・ヴァイグルと仲良く個別練習。談笑しながらジョギングを行うと、トレーナーのライナー・シュリー氏の指示の下、ボールを使ったトレーニングを二人で行った。

 地元紙「ルールナハリヒテン」は、「ユリアン・ヴァイグルとシンジ・カガワは回復の途中だ。二人は筋肉の問題でミュンヘンでの試合を欠場した」と報じた後、二人のトレーニングメニューを紹介。そして「モナコ戦で再び起用できる望みがある」と、香川とヴァイグルの復帰を待望している。

 香川は4日の第27節ハンブルガーSV戦(3-0)では1得点1アシストの活躍を見せ、完全復活を印象づけたばかりだった。一方、肉離れで長期離脱していたドイツ代表MFマルコ・ロイスは、この日の練習で完全合流。負傷者続出で苦しんでいた黄色と黒の名門に、徐々に戦力が整い始めてきた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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