ミランのスペイン人コンビ躍動、本田に出番なし パレルモ戦4-0快勝でEL出場権争いに踏みとどまる

復帰戦のスソが先制FKなど3点に絡む活躍

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは、現地時間9日のリーグ戦で本拠地にパレルモを迎え撃ち4-0の大勝を収めた。この日が復帰戦のFWスソ、FWジェラール・デウロフェウのスペイン人ウインガーコンビが躍動した一方、本田はまたしても出番なしに終わった。

 ミランはスソが太ももの負傷から戦列復帰し、右ウイングンで先発出場。また、子供の出産間際でこの試合を欠場する可能性が浮上していたデウロフェウも左ウイングで出場したなか、先制点はこの2人の躍動から生まれた。

 前半6分、スルーパスに抜け出したデウロフェウが右45度付近でFKを獲得すると、キッカーはスソ。左足から放たれた一撃は劇術的なカーブを描きながら壁を超えてニアサイドに吸い込まれた。ミランはホームであっさりと先制点を奪った。

 同19分、今度はスソが右サイドから左足でピンポイントのクロスをゴール前へ。ここに中盤から走り込んだMFマリオ・パサリッチが頭で合わせて追加点を挙げた。さらに同37分、スソが右サイドで相手を引き付けてタメを作ると、攻撃参加した右サイドバックのダビデ・カラブリアにパス。カラブリアのクロスをFWカルロス・バッカが頭で押し込み、3-0とした。スソが3点すべてに絡む活躍を見せ、ミランは大量リードでハーフタイムを迎えた。

 

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