「今年は感じなくなった」 なでしこジャパン選出の猶本が“弱み”の克服を激白

2日の千葉戦にフル出場で勝利に貢献した猶本 「ホッとした」と安堵の表情

 なでしこジャパンに選出された浦和レッズレディースのMF猶本光は、2日のリーグ第2節ジェフ千葉レディース戦でフル出場。ボランチの位置で精力的にプレーし、3-2勝利に貢献した。今季リーグ初勝利で弾みをつけて、9日の国際親善試合コスタリカ戦に向けた代表合宿に参加する。

 浦和は千葉のハイプレスに苦しみながらも前半のうちに2点を先行。後半に入って一度は同点に追いつかれたものの同27分、今季に千葉から浦和へ移籍したFW菅澤優衣香がこの日の2点目となる決勝ゴールを決めて競り勝った。

 開幕戦を落としていただけに、猶本は勝利という結果に「ホッとしました」と安堵の表情を浮かべた。相手の厳しいプレッシャーを受けながらも「もう少し高い位置でサポートをしたかったけど、チームの状況をもあるので、そこだけを考えずにバランスを考えてプレーしました」と、チーム全体の戦況に合わせたプレーを心掛けたと話した。

 それでも、機を見て前線に顔を出して「通れば1点」というラストパスを何本か繰り出した。しかし、それがことごとく通らなかったことに対し「私のパスがしっかりと通っていたら、もっと点を取れていたので、そこの悔しさはあります」と、決定的な仕事をして結果を残せなかったことに悔しそうな表情を浮かべた。

 

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