浦和が鬼門でリーグ戦10年ぶりの白星! 3-1勝利で開幕4連勝の首位神戸をストップ

ミシャ采配ズバリ 柏木2得点1アシストの大暴れ

 浦和レッズが10年越しで鬼門突破を果たした。1日のJ1第5節で、浦和は開幕4連勝中のヴィッセル神戸のホームに乗り込み、MF柏木陽介の2ゴール1アシストの活躍で3-1と勝利した。浦和がリーグ戦で神戸とのアウエーゲームで勝利したのは07年以来、10シーズンぶりとなった。

 浦和はリーグ開幕から4試合連続ゴールのFWラファエル・シルバが故障で欠場。前線にはFW興梠慎三、FW李忠成、FW武藤雄樹の「KLMトリオ」が並んだ。そして柏木が今季初めてボランチでスタメン出場した。そして、前半22分に疑惑のジャッジを巡る騒動が起こった。

 浦和は最終ラインのDF槙野智章が左サイドにロングボールを供給。浦和MF宇賀神友弥と神戸MF小林成豪が並走したが、小林はボールの目測を誤り、ペナルティーエリア内でボールに左腕でコンタクトした。そのこぼれ球に対し、宇賀神が抜け出すと小林は後ろから引っ張るようにして倒した。

 どちらもPKが与えられて不思議のないプレーだったが、池内明彦レフェリーはそのどちらもノーファウルの判断。プレーを続行させた。浦和ベンチはミハイロ・ペトロヴィッチ監督を筆頭に猛抗議し、ピッチ上でも宇賀神やDF森脇良太が池内レフェリーに詰め寄ったが、判定は変わらず。前半はスコアレスで折り返した。

 後半14分、そのペトロヴィッチ監督が動いた。武藤に代えてMF駒井善成を投入し、柏木を一列上げて駒井をボランチに入れるシフトチェンジを行った。

 

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