「正直プレッシャーを感じていた」 香川がハリルJのW杯最終予選2試合で苦しい精神状態を告白

ブログで苦しみを吐露「PCの前で書こうと思えない日々があった」

 ドルトムントの日本代表MF香川真司がワールドカップアジア最終予選の23日の敵地UAE戦と28日のホームのタイ戦でプレッシャーを感じながらのプレーだったことを明かしている。

 香川はハリルジャパンの2連勝に貢献後、ドルトムントに戻った。そして、代表戦に対する熱い思いを自身のブログで振り返っている。

「代表を終えて、家に帰り、久しぶりにパソコンの前に座る。ちょっと前までブログは日々の生活の一部でした。ただなんとなく、パソコンの前で書こうと思えない日々がありました。今日は久しぶりに書きますね」

 右足首の痛みなどからドルトムントの前半戦で出番の限定されていた香川は公式戦3試合連続先発出場後、ハリルJに合流した。代表戦の2連勝を経て、ようやくブログで自分の心境を吐露する気持ちになれたという。

「今回、自分にとってかなり思い入れのある代表期間でした。正直プレッシャーを感じていました。代表での得点、正直に嬉しかった。本当はベンチに走っていきたかったけど、自分が興奮してしまって、何をしていたかがよく分かりませんでした。吠えてましたね」

 香川はハリルJでのアジア最終予選参戦に精神的なプレッシャーがかかっていたという。UAE戦ではインサイドハーフでバランサーとしての役割に終始したが、タイ戦では得意のトップ下で先発。前半8分には鋭いキックフェイントから右足でグラウンダーのシュートを放った。昨年6月のブルガリアとの親善試合以来、約9ヶ月ぶりの代表ゴールで見えない圧力から解放されると、我を忘れた。ピッチ上で大きく咆哮した。

 キャプテンのフランクフルトMF長谷部誠、ガンバ大阪MF今野泰幸が離脱するアクシデントを乗り越え、代表は2連勝を飾った。

「ただハセさんや、今ちゃんなど怪我人が出てしまった中でみんなで勝ちきれた事が大事であり、今は代表が勝つことがなによりも大事。個人の感情もありますが、チームだから。この2試合勝利できた事は嬉しいですが、まだ途中。みんなでまた勝利を目指し、目標に向けて進みます。個人でも、チームでも課題はあるので、ドイツで修復して、日々を過ごします。ここドルトムントでも、勝利できるように頑張ります。明日はダービーだしね」

 自身の成果よりもチームの勝利に「小さな魔法使い」は喜びを表している。4月1日にはシャルケとの伝統のルールダービーが待っている。ブンデスリーガ公式サイト英語版で、次節の「主役」として特集された。8試合4ゴールというお得意様シャルケ相手に「ダービー男」は、ドルトムントの勝利に貢献するつもりだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

 

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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