澤穂希の後継者として期待されるMF猶本 高倉体制初の代表選出「自分の力を発揮したい」

佐々木監督時代に代表招集もポジション奪取には至らず

 浦和レッズレディースの23歳MF猶本光が、昨年6月にスタートした高倉麻子監督体制では初の代表メンバー入りを果たした。4月9日の国際親善試合コスタリカ戦に向けたなでしこジャパンのメンバーが30日に発表され、猶本は所属の浦和を通じて「チームの勝利のために自分の力を発揮したい」と意気込みを語っている。

 猶本は2012年に“ヤングなでしこ”として地元開催のU-20女子ワールドカップで3位躍進を果たしたチームの中心的存在で、当時から次世代の旗頭として期待を集めていた。しかし、13年に新設されたU-23女子代表チームではコンスタントに出場していたものの、14年、15年と佐々木則夫監督時代には代表招集も受けていたが、ポジションを奪って定着するには至らなかった。

 今年3月のアルガルベ・カップでもフル代表からは声が掛からず、U-23チームで臨んだラ・マンガ国際に回っていた。そこでキャプテンとして出場した猶本は、3試合全てに出場して1ゴールと結果を残し、今回の“昇格”を勝ち取った。

 九州の福岡出身の猶本は、熊本で開催されるコスタリカ戦に向け所属の浦和を通じて意気込みを語っている。

 

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