吉田が敵国の成長に感銘 札幌加入“タイのメッシ”にエール 「彼には国のリーダーになって…」

チャナティップが印象に残ったという吉田、Jの舞台で成功を祈ってエール

 日本代表DF吉田麻也(サウサンプトン)は28日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で対戦したタイの成長に感銘を受けているようだ。試合後には7月にJ1北海道コンサドーレ札幌への加入が内定している“タイのメッシ”ことMFチャナティップ・ソングクラシンにもエールを送ったという。

 フランクフルトMF長谷部誠の離脱を受けて3月シリーズの2試合でキャプテンを務めた吉田。試合後、米スポーツ専門テレビ局「ESPN」の取材に応じ、タイ戦のパフォーマンスについて振り返っている。

「僕らにとってはあまりよくない試合だったけど、一番重要だったのは勝点3を得ることだった。多くの面でさらに良くなっていく必要があるし、もっと良いプレーをしなければいけなかった」

 4-0というスコア以上にタイは健闘を見せた。吉田はなかでもタイの攻撃をリードしたチャナティップが印象に残ったようだ。今夏に札幌へ加入することが決まっているタイの至宝にJの舞台で成功を収めて欲しいとエールを送ったという。

「タイは本当に良くなっている。夏にコンサドーレ札幌に来るチャナティップとは話した。彼には国のリーダーになって、最高の姿を見せなければいけないと言ったよ。彼の幸運を祈っている。そしてタイの明るい未来も願っている」

 

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