チチャリートがメキシコ代表46ゴール目! 歴代1位タイ浮上に「夢にも思っていなかった」 

コスタリカ戦で先制点、英雄ボルヘッテイの記録に並ぶ

 レバークーゼンのメキシコ代表FWチチャリートことハビエル・エルナンデスが、24日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)北中米カリブ海予選のコスタリカ戦(2-0)で先制ゴールを奪い、同国代表の通算得点記録で歴代1位タイとなった。

 背番号14を背負って先発したチチャリートは前半7分、右サイドのFWカルロス・ベラからのスルーパスに反応してゴール前に抜け出すと、コスタリカ代表GKケイラー・ナバスの飛び出しを鼻差でかわし、ふわりと浮き球のシュートを放ちネットを揺らした。

 これがチチャリートにとって、メキシコ代表89試合目で46得点目となった。2002年日韓W杯でイタリア相手に決めたヘディング弾が印象的な英雄FWハレド・ボルヘッティが持っていた、代表同最多得点記録に並んだ。二人は代表キャップ数でも「89」で並んでいる。

 米スポーツ専門テレビ局「ESPN」は、「チチャリートが歴史を作った」と紹介。チチャリートは偉大な先輩に肩を並べたことについて「夢にも思っていなかったし、想像もしていなかった」と語った。28歳のチチャリートが新記録を樹立するのは時間の問題となっている。

 試合も2-0でメキシコが勝利し、エースの記録達成を白星で飾った。メキシコは今予選3試合を終えて2勝1分の勝ち点7に伸ばし、首位の座をキープしている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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