テネリフェ柴崎の初陣に地元紙「国境を越えて期待を背負った」 プレー動画2万5000回以上も再生

19日のレウス戦後半に柴崎がスペインデビュー 23回ボールタッチし、21回パス成功

 テネリフェのMF柴崎岳は現地時間19日に行われたリーガ・エスパニョーラ2部第30節レウス戦の後半から途中出場し、待望のデビューを飾った。地元紙「エル・ディア」は、日本人ミッドフィールダーとってのスペイン初戦は「国境を越えて期待を背負った」と、国内外の注目度が高い一戦だったことを記している。

 柴崎はレウス戦、0-1と1点ビハインドの後半29分にピッチへと送り込まれた。試合前にルイス・マルティ監督が「トップ下が適したポジションだが、サイド、ボランチでもプレーできる」と話した通り、得点を奪うためにボランチの位置に入ると、味方とのパス交換でプレーリズムを上げようと尽力した。

 この試合について、同紙は「テネリフェのユニフォーム姿のシバサキを見るまで46日かかった」とデビューまでの環境適応に苦しんだことに触れつつ、「彼には17分のプレー時間が与えられたが、彼の良さを出しきるには至らなかった。23回ボールタッチし、21回パス成功をマークした」と数字を持ち出し、まずまずのデビューだったことを触れている。

 この一戦は日本、スペインの両国で大きな反響があったことにも触れている。ツイッター上で柴崎のプレーをまとめた動画が計2万5000回以上も再生され、クラブ公式アカウントで柴崎が3人目の交代枠で出場したと伝えるツイートに、数多くの「いいね!」とリツイートが集まったとした。

 

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