長谷部代役にハリル抜擢の“秘密兵器”が浮上 3年ぶりJ復帰の高萩が語るプレースタイルの変化

今季からFC東京に加入 ゲームメーカーとして中盤の主力に

 バヒド・ハリルホジッチ監督が抜擢した新戦力ボランチとして、その大いなる可能性をピッチで示した。現体制の日本代表に初選出されたFC東京のMF高萩洋次郎は、18日の川崎フロンターレ戦に3-0と勝利後、日本に復帰してから変化した自身のプレースタイルについて言及した。

「多摩川クラシコ」にボランチで先発出場した高萩は前半8分、DF太田宏介とのワンツーでボックス中央からシュートを放つなど、試合を通して積極的なプレーを見せ、テンポの良いゲームメークと機転の利くパスでFC東京の攻撃陣をリードした。

 しかし、リーグ屈指の攻撃力を誇る川崎相手の一戦で、高萩のプレーで特に光っていたのは守備面だった。川崎の心臓部であるMF中村憲剛に対して、球際の強さと鋭い読みで対抗してほとんど仕事をさせず、献身的にピッチ上を走っていた。試合後、高萩はJリーグ復帰後の自身のプレーの変化について次のように語った。

「ボランチなので、守備はしっかりやっていきたい。ここでは、守備のバランスと攻めた後のセカンドボールの回収を意識して、カウンターを受けないようにと考えている。できるだけボールを拾えるように、もしくは相手にボールが入った時にガツガツ行って、前を向かせないようにすることに取り組んでいる」

 

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