「最後まで長谷部のイメージを捨てきれない」 西野技術委員長がハリルの“心中覚悟”を明かす

バイエルン戦で左膝を負傷 フランクフルトが手術発表も追加招集なし

 日本サッカー協会の西野朗技術委員長が、左膝負傷により所属するフランクフルトから手術を受けることが発表され、23日のワールドカップ・アジア最終予選の敵地UAE戦への出場が絶望視されているMF長谷部誠の代役を、追加招集しない方針を明らかにした。

「追加招集は考えていない。長谷部の代わりに(ボランチを)誰かがやるけど、最後の最後まで長谷部のイメージをハリルは捨てきれていないのではないか」

 市立吹田スタジアムで行われたガンバ大阪対浦和レッズの一戦を視察した西野氏は、こう語った。

 長谷部は11日の敵地バイエルン・ミュンヘン戦(0-3)で、ドイツ代表FWトーマス・ミュラーのループシュートをクリアした際、ゴールポストに激突し負傷交代となった。左膝を負傷した長谷部は試合会場から病院に急行し、6針の縫合処置を受けたが、自身のインスタグラムで「大した事はない」と楽観視するメッセージを出していた。

 だが、精密検査の結果、重傷だったことが判明。フランクフルトは公式サイトで来週手術を受ける予定に加え、「無期限の離脱」と発表していた。

 

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