バルサがブラジルの11歳神童を不当に引き抜く? 所属元のグレミオ激怒、法廷闘争に発展か

グレミオU-12所属のマヌー君 バルサの練習参加後、予定の期日に帰国せず

 バルセロナと言えば若き有望株を一貫して育成する下部組織がクラブのアイデンティティーと言える存在だが、ブラジルのグレミオの下部組織に所属する11歳の天才少年が練習参加して、そのままバルセロナに滞在していることがグレミオ側の怒りを買った模様だ。ブラジル紙「グローボ・エスポルテ」が報じている。

 今回問題視されているのは、グレミオのU-12カテゴリーに所属するマヌー君という少年の練習参加だ。同紙によると、左利きで巧みなドリブルを武器とするマヌー君は、2014年に同クラブの試験を受けて見事合格。サンパウロやアトレチコMGなど国内強豪クラブも動向を注視するなど、その潜在能力は早くも注目を集めていた。

 

 

 しかし今年2月、マヌー君が身を包んでいたのはグレミオではなく、バルサのトレーニングシャツだった。バルセロナのトレーニングに招待されると、FWリオネル・メッシ、FWルイス・スアレスとともに写真に収まり、クラブエンブレムの前でポーズをとるなどの写真が撮られた。それだけでなく、そのままグレミオに戻ってこない状態が続いているという。

 

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