ストイコビッチ監督が古巣の名古屋を電撃訪問 風間監督とがっちり握手、楢崎や田口らに再会

かつて指導したMF田口に再会 「君は良い選手だから、ここまでやれているんだよ」

 広州富力のドラガン・ストイコビッチ監督が、16日に古巣の名古屋グランパスのクラブハウスを電撃訪問。名古屋は公式ツイッターでピクシー訪問時の動画や写真をアップし、選手らが驚く様子を公開した。

“ピクシー”の愛称で知られるストイコビッチ監督は、2010年に名古屋を悲願のJ1リーグ優勝に導いたレジェンドで、2008~2013年まで6シーズンにわたってチームを指揮している。そんなピクシーが古巣のクラブハウスを訪れ、懐かしそうに練習グラウンドなどを眺めて回った。かつてピクシーの下でJリーグデビューを飾った元日本代表MF田口泰士が驚いたように建物から飛び出して握手を求め、懐かしそうに言葉を交わすと、ピクシーは笑顔で「君は良い選手だから、ここまでやれているんだよ」と優しい言葉をかけていた。

 その直後、「ピクシー!」と呼ぶ声がどこからともなく響く。声の主は今季から名古屋を指揮する風間監督だ。12年、13年に風間監督が川崎、ピクシーが名古屋を率いて対戦しており、対戦経験のある2人は言葉を交わしてがっちり握手した。

 その後、クラブハウス内でベテランGK楢崎正剛らとも再会。訪問の記念として扉にサインを書き入れた。サインを書く際、かつて2007年から2009年まで名古屋に所属したサウサンプトンの日本代表DF吉田麻也のサインがピクシーの目に入ったようで、名古屋公式ツイッターでは「麻也選手のサインを見て、“マヤは良いセンターバックになった” (もしくは、“マヤは良いセンターバックだ” かもしれません。すみません)と仰られていたことをお伝えさせていただきます」とのメッセージが投稿された。

 

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