マンUがイブラの芸術的“バックヒールアシスト”でEL8強進出! 久保所属のヘントは敗退

リヨンはローマとの強豪対決を制す 内田所属のシャルケも準々決勝へ

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)のラウンド16第2戦が現地時間16日に各地で行われた。優勝候補の一角、マンチェスター・ユナイテッドはFCロストフの堅守に苦しんだものの、FWイブラヒモビッチの芸術的なバックヒールアシストからFWマタが決勝点を奪って、本拠地で1-0と勝利。2戦合計2-1でベスト8へ駒を進めた。

 ユナイテッドはロストフの劣悪なピッチで行われた第1戦を、1-1の引き分けで終えていた。そのため第2戦を0-0で終えても、アウェーゴール数で上回り突破が決まる状況だった。

 しっかりと守るロストフのゴールをなかなか破ることができなかったが、後半25分に8強進出に近づく大きな得点を奪うことに成功する。右サイドMFヘンリク・ムヒタリアンのグラウンダーのクロスに対してニアサイドに飛び込んだイブラヒモビッチがバックヒールで流すと、ファーサイドに走り込んだマタががら空きのゴールに蹴り込んだ。ユナイテッドが合計スコア2-1で勝利した。

 今冬に日本代表FW久保裕也が加入したヘントは、ヘンクとの“ベルギー対決”に2戦合計3-6で敗れて敗退が決まった。久保は前所属のヤングボーイズでELに出場していたため、出場資格がなかった。ローマ対リヨンの強豪対決は、5-4(4-2、1-2)でリヨンに軍配が上がっている。

 そのほか、内田篤人所属のシャルケ、アヤックス、アンデルレヒト、セルタ、ベジクタシュが8強進出を決めた。組み合わせ抽選は17日に行われる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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