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2017.03.16 (Thu)

岡崎が語った王者レスター迷走の理由 「楽して勝とうとしている」の言葉に込めた真意とは


奇跡のプレミア制覇のベースを築いた前任者ピアソンの功績

 

「彼らはルーツをたどった。岡崎も(先発に)復帰して、以前のレスターに戻った」

 

 完敗を喫し、試合直後の会見でリバプールのユルゲン・クロップ監督は“本当にツキがない”という表情でそう敗因を語った。2017年に入ってから、リーグ戦で6試合連続無得点を続けていたレスターに3ゴールも奪われ、1-3で負ければそう思うのも仕方がない。

 

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 なぜ、レスターが唐突に昨季の強さを取り戻したのか。このリバプール戦が行われた4日前の2月23日、クラウディオ・ラニエリ監督が解任されていた。

 

 リバプール戦の指揮を執ったのはクレイグ・シェイクスピア。ラニエリ政権下でも助監督を務めたが、元はと言えば15年夏までレスターを率いたナイジェル・ピアソンの盟友だ。

 

 06年、稲本潤一(現コンサドーレ札幌)が所属していたブライアン・ロブソン監督時代のウェスト・ブロムウィッチで、二人は知り合う。そして08年、ピアソンがレスター監督に就任すると助監督に就任。以後7年間にわたり、レスター、ハル、そしてまたレスターに出戻ったピアソンに付き添い、文字どおり二人三脚でチームを支えた。

 

 昨季、突然変異のような強さを発揮して奇跡のプレミアリーグ優勝を成し遂げたレスターだが、その予兆は一昨季の降格争いの最中に生まれていた。クリスマス時からどっぷりと最下位に沈み、降格が確実視されていた状況から、リーグ戦最後の9試合をなんと7勝1分1敗で乗り切り、プレミア残留を果たした。この時の残留劇もまた奇跡的だった。

 

 つまり、昨季の快進撃を生んだレスターのサッカーは、この時にピアソンが確立したものだったと言っても過言ではない。

 

 

 


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